西荻窪三ツ星洋酒堂あらすじネタバレ!ドラマの結末は?

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ドラマ「西荻窪 三ツ星洋酒堂」(にしおぎくぼ みつぼしようしゅどう)が2021年2月11日、深夜0時59分~毎週木曜から放送されます。

主演のバーテンダー役を町田啓太さんが演じるということでも注目を集めています。

 

原作は月刊ミステリーボニータで連載中のコミック「西荻窪 三ツ星洋酒堂」(作者:浅井西さん)で、1巻が発売される前にドラマ化が決定するという、これまでのドラマ実写化で最速と言われ話題になっています。

 

そんなドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」のあらすじや結末についてまとめました!

気になる方はぜひ読んでみてくださいね^^

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「西荻窪三ツ星洋酒堂」原作の結末は?

原作『西荻窪三ツ星洋酒堂』は現在も連載中であり、まだ結末は分かりません。

単行本1巻が2021年3月16日に発売となります。

しかし、電子書籍ならすでに1~5巻まで読めるので気になる方はチェックしてみてくださいね^^

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 「西荻窪三ツ星洋酒堂」あらすじは?

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」は、西荻窪にひっそりとたたずむ一軒のバーを舞台に話が繰り広げられます。

人生に思い悩んだ客が吸い込まれるように訪れるバー「三ツ星洋酒堂」。

そこで美しき青年・雨宮が作るカクテル、シェフ中内の作る缶詰料理、ミステリアスなバーのオーナー小林が作り上げるバーの雰囲気などに背中を押され、悩んでいたお客たちが少しずつ前を向けるようになっていく、あたたかい人間模様を描いた内容です。

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ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」結末までのあらすじをネタバレ

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第1話~最終話結末までのあらすじをご紹介します。

●ドラマ放送後に順次更新していきます。

●ドラマのネタバレが含まれるので未視聴の方はお気をつけください。

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第1話のまとめ

●2021年2月11日放送分

記念すべき第一話は、雨が降る夜にシェフの中内(藤原季節)が一流レストランを辞めるシーンから始まりました。

 

暗い気持ちで雨のなかトボトボと歩く中内が雨宿りをしていると、隣りの店のバーから出てきたのは高校の同級生だったバーテンダーの雨宮(町田啓太)でした。

 

10年以上ぶりに会った二人は、店で高校時代の思い出などを話します。

 

中内は、雨宮がこの店で働き始めてまだ1ヶ月であることを知り驚いていると、暗い顔をした一人の女性客が入店。

広告デザイナーとして働く梶野恵(大友花恋)は席に着くと、注文したのは強いお酒。

雨宮は“コスモポリタンマティーニ”を提供します。

 

そこへ奥のテーブルにいた小林(森崎ウィン)が、態度悪く「腹減った」と雨宮に食べ物を催促。

雨宮は缶詰のドライカレーを差し出します。

 

このお店で提供する料理がすべて缶詰であるということに中内が不満をもらしていると、小林がつっかかります。

そこで中内は、彼が高校の同級生だった小林であることに気づき話しかけます。

 

高校時代はイケイケキャラだった小林の雰囲気がだいぶ暗く変わっていることをツッコむ中内に、イライラを隠せない小林。

梶野は作家の小林直樹であることに気づき、第一作目の小説の大ファンだと大喜びします。

しかし作家としてデビュー作が大成功するもその後ヒットに恵まれず、くすぶっていることがバレてしまいます。

 

そんなやりとりをしていると、梶野のスマホに仕事のメッセージが。

一気に顔が暗くなる梶野。

 

大きな仕事を初めて任された梶野はクライアントからの要望に振り回され続け、仕事に対して自信を失くし失意のどん底にいました。

 

梶野が雨宮にもう一杯お酒を注文すると、出されたのは“マンハッタン”

お酒を飲み、梶野は仕事に対する悩みを少しずつ吐き出し始めます。

 

梶野の仕事に対する思いに共感する中内と、厳しい意見を突き付ける小林が言い合っていると、雨宮が場を和らげるように梶野にメニューを渡します。

 

開くと、そこに書かれていたのは「as you like(お気に召すまま)」の文字だけ。

 

驚きつつも梶野は「じゃあ、おいしいお肉を少しだけ」と注文。

 

そこで雨宮は中内を呼び、先代のオーナーが遺したたくさんの缶詰が入った棚を見せ、中内に料理を手伝って欲しいと提案。

中内は渋々ソースを作ります。

 

出てきた料理は、温めた和牛ローストの缶詰にマンゴーソースをかけた一皿。

一緒に出されたお酒は“カリモーチョ”でした。

 

お肉と果実のソース、という異なる味を組み合わせた料理を食べた梶野は、その新しい味のおいしさから仕事の悩みを解決するヒントをつかみ、前向きな気持ちを取り戻します。

 

こうして梶野は笑顔でバーを出るのでした。

 

一方、バーに残った中内は自分が心の問題で味覚障害になっていることを雨宮に打ち明けます。

仕事を辞め、これからどうするか何も考えていない中内に対し、雨宮はこのバーで一緒に働こうと誘います。

 

料理はもうできないという中内に、「缶詰だったら元の味は保証されてる。缶詰の力を頼ってみてもいいじゃないか」と言う雨宮。

 

戸惑う中内に、「チャンスがいつまでも同じ場所にあると思うな、さっさと判断しろ」ときつい態度をとる小林。

「さっきからおまえは何様なんだよ」と中内が言うと、「オーナー様だ」と小林。

 

驚く中内に、雨宮がバーの先代のオーナーは小林のおじいさんであったことや、このバーは缶詰がなくなったら終わりにすると決めていることを説明。

 

「いっしょに人生のひと休みをしよう」と中内を強引に誘うのでした。

 

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第一話は、メインキャスト3人の現状が分かる内容でしたね。

個人的には藤原季節さんの演技が良いな~と感じました^^

 

客の梶野が元気になっていく様子が、缶詰料理とうまく掛け合わされていて面白かったです。

ちなみに今回出された料理に使われていた缶詰とソースはこちらの商品を使っていました↓↓↓

マンゴーソースは中内が作っていたので、そのままかけただけではダメそうですね(笑)

レシピも教えて欲しいと思っちゃいました。

 

第2話が今から楽しみです♪

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第2話のまとめ

●2021年2月18日放送分

今回は雨宮が、お昼過ぎにのんびりと西荻窪を歩くところから始まりました。

 

いつものように三ツ星洋酒堂の隣りの花屋の店員とお話をしながら花を買った後、雨宮・中内・小林の三ツ星洋酒堂グループLINEにメッセージを打ち込む雨宮。

 

「みんなに愛される店になるよう、がんばっていきましょう」と可愛いスタンプと一緒にメッセージを送ると、中内からはシンプルなイラストスタンプで「オッケー!」とすぐに返事が。

一方、小林の方は少ししてから既読がつき「OK」と文字だけの簡素な返事が返ってくるのでした。

 

場面が変わり、中内がスーパーで買い物をしていると、高校の同級生だった浅田佳子(村川絵梨)を見つけ声をかけます。

少し戸惑いながらも対応する浅田。

 

「女優やってるんだよな、まだ西荻に住んでたんだ」という中内に「まぁ色々あって…」と濁す浅田。

そして「中内君こそ銀座でシェフやってるんでしょ、すごいね」という浅田に「今はこの町でやってるんだ、色々あって…俺も」と中内。

 

買い物後、2人で道を歩きながら「三ツ星洋酒堂に遊びにおいでよ」と誘う中内に「私なんかが行っていいお店じゃないでしょ」と言う浅田。

「そんな固いお店じゃないんだ、誰が来てもいいお店だよ」と中内が言うと「誰が来てもいいお店?」と浅田は急に固い顔になり、そこで二人は別れます。

 

その夜。

 

バーには中内と雨宮だけで、お客は誰もいません。

 

中内が「誰も来ねぇな~」とふとお店のドアを開けると、そこには浅田が立っていました。

驚きながらも「浅田来てくれたんだ、入れよ」と喜ぶ中内。

「いいんだよね、誰が来ても」とすごむ浅田はバーに入ります。

 

次の瞬間、浅田がバーのカウンターに置いたのは、おくるみに包まれ眠っている赤ちゃん!

 

驚く雨宮と中内に対して「なんでもいい。なるべく強いお酒を出して!」とコートを脱ぎながら言う浅田。

昼間にスーパーで会った時に来ていたラフな格好とは違い、着飾った格好です。

 

赤ちゃんにうろたえる男性陣に対して「誰でも来ていいお店なんでしょ?ウォッカ、ジン、なんでもいいから!」とアルコールを要求する浅田。

 

中内が赤ちゃんについて聞くと「私の子よ」と浅田が答えます。

「結婚してたのか、知らなかったよ」と中内が言うと「色々あったって言ったでしょ」と浅田。

 

雨宮も高校時代の同級生の浅田だと気づき「もしかして浅田さん?久しぶり!」と笑顔で話しかけようとしましたが、「雨宮はいいから、早くお酒出しなさいよ!」と怒られます。

 

雨宮が急いでお酒を作ろうとシェイカーを振ると、寝ていた赤ちゃんが起きて泣いてしまいました。

 

焦る雨宮。

「早くお酒!」と怒る浅田。

 

中内と雨宮で必死になって赤ちゃんを泣き止ませようと奮闘しますが泣き止まず、お酒が出てこない浅田はイライラがMAX。

 

そんななか、仏頂面の小林が入店。

「何事だ?こどもか?」と怪訝な顔をします。

 

中内が抱っこしていた赤ちゃんを小林に渡すと、小林は優しく赤ちゃんを抱きあやします。

すると赤ちゃんはすぐに泣き止みました。

 

小林の赤ちゃんの扱いに「おぉ~」と思わず拍手をする雨宮と中内。

すると浅田が「ちょっと!お酒!!」とシビレを切らします。

 

そんな浅田を見て、小林が声をかけます。

 

「おい、そこの女。こんなところに赤ちゃんなんか連れてくるなよ」と言い放つと、睨み返す浅田を横目に、眠った赤ちゃんを抱っこしたまま静かな奥の部屋へと連れていきました。

 

気まずい空気が流れるなか、中内が「何かあったの?」と浅田に声をかけます。

「母親がお酒を飲んじゃいけない!?」と声を荒げる浅田。

 

「そんなことはありません。でも…」と言いかけながらも、口をつぐんだ雨宮が出したお酒はジャックローズ

 

浅田はグラスを持って口の前まで持っていきますが、結局飲めずに置いてしまいます。

 

雨宮が「何があったのか教えてくれませんか?」と聞くと、思わず泣いてしまう浅田。

落ち着くと、少しずつ悩みを吐き出し始めました。

 

女優をやっていたが、妊娠・出産を機に主婦となった浅田は、今は昼間レジ打ちのパートをしながら、大変な子育てもかわいい子どものため、と頑張っていました。

そんなある日、お世話になっていた監督から、どうしても浅田にお願いしたい役がある、と電話が入ります。

 

それがきっかけで「私は何をやってるんだろう。本当はもっとやりたいことがあったんじゃ…」と自問自答するように。

旦那さんに相談するも「仕事は休めない」と言われ、ケンカになったとのことでした。

 

「なんで女だけが仕事か子供か選ばなきゃいけないんだろうね」と浅田が不満をもらしていると、小林がグズりだした赤ちゃんと戻ってきます。

 

浅田がおらず泣き止まない赤ちゃんをどうすればいいか聞く小林に対し、「私はこれからもずっと子供を育てるだけのために生きていかなくちゃいけなの!?」と大声を出す浅田。

 

すると小林は「そうだよ。覚悟して生んだんだろ。それがイヤなら子供をその辺に捨てて女優でも何でも好きなことをやればいい!」と言い放ちます。

 

制する雨宮。

その時、中内が料理を提供しました。

 

戸惑いながらも食べた浅田は、その美味しい料理が缶詰だと知り驚きます。

 

中内は「昼間スーパーで会った時に浅田が持っていたカゴの中身が見えて、いつも手を抜かず栄養のバランスを考えた料理を一生懸命作っているんだと分かった。毎日家族のために完璧にこなさなきゃと大変だったんだな」と伝えます。

 

自分の辛い気持ちを分かってもらえ、涙ぐむ浅田。

 

その時、雨宮がもう一つ提供したのがノンアルコールカクテルのバージンブルーラグーン

 

しかし浅田は「ノンアルコール?これからも母親をやれってこと?でも私は、子供のために何もかも犠牲にしたくない!」とアルコール入りのジャックローズに手を伸ばします。

 

ノンアルコールを飲めば女優への道を諦めることになる。

アルコールを飲めば子供のことを捨てることになる。

悩む浅田。

 

その時、浅田のスマホに着信が…

 

次の場面で、バーに入ってきたのは浅田の夫でした。

 

「ご迷惑をおかけしました。今後のことは夫婦で話し合います」と雨宮と中内に頭を下げる旦那さん。

雨宮と中内は「また来いよ、赤ちゃんも一緒に」と浅田に声をかけます。

 

すると浅田は、カウンターにあったノンアルコールのバージンブルーラグーンを一気飲み。

驚く周囲をよそに、今度はアルコール入りのジャックローズも飲み干します。

 

そして「私は片方だけなんて選ばない。どっちも手に入れてやる!!」と笑顔で言い、帰っていくのでした。

 

こうして閉店となった三ツ星洋酒堂。

みんなが帰り支度をしていると、カウンターの中でジッと考えている様子の雨宮。

雨宮が考えていたのは、新しい棚のデザインでした。

 

そして翌日。

 

雨宮が考えた新しい棚が作られました。

 

以前あったアンティーク棚の廃材を生かして作られたその棚は、どんな缶詰があるか一目瞭然で分かるような開けたデザイン。

食材が選びやすくなったと喜ぶ中内と、つまみ食いがしやすくなったと喜ぶ小林。

みんな嬉しそうです。

 

そんななか、1人そっと棚の前に立つ雨宮。

「僕がやりたいこと。これからやっていきたいこと。この缶詰を使い切るまでに」

と心のなかでつぶやき、何かを思う雨宮のアップで今回は終了です^^

 

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今回は子育てをする母親ならではの悩みを受け止める内容でしたね。

アルコールカクテルとノンアルコールカクテルを、仕事と子育てに例える感じがバーならではの演出で素敵でした。

 

残念ながら今回の料理に使われた缶詰が何かは分からず残念><

鯖っぽい感じでしたが…どうでしょうか。

シェフ中内によって、素敵な一皿になって美味しそうでした。

ちなみに個人的に大好きなのはこちらの鯖缶。以前いただいて、その美味しさにびっくりしました!

 

今回の一番の見どころは、泣いている赤ちゃんを雨宮と中内が必死にあやす様子。

しっとりとした雰囲気のドラマですが、思わず笑ってしまいました。笑

 

第3話も楽しみです^^

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第3話のまとめ

●2021年2月25日放送分

今回は三ツ星洋酒堂の開店準備をする雨宮が店から出てくるところから始まりました。

すると隣りの古本屋の店主(和木さん)に声をかけられ、雨宮はある頼まれごとをします。

 

それは和木さんが、三ツ星洋酒堂を挟んで反対側にある花屋の女性店主である石黒さんの誕生日祝いをバーでしたい、というものでした。

 

その話を聞いた中内小林は、和木さんと石黒さんがいつもバーで言い合っているのを見ているので不思議に思います。

ですが、雨宮は「和木さんは石黒さんに特別な感情があるんじゃないかな^^」と言って二人を納得させるのでした。

 

こうしてバーの定休日にサプライズパーティーをすることが決まり、当日は雨宮に頼まれて嫌々ながらも中内はバースデーケーキを、小林はおしゃれなレコードを渋々準備します。

一方、一人張り切っている雨宮は、石黒さんの一番好きなワインをやっとのことで見つけ、ホクホクです。

 

三人で準備に取り掛かろうとしたその時、和木さんから電話が。

姪っ子が熱を出し、石黒さんが看病に行かねばならなくなったから申し訳ないがバースデーパーティーは中止する、という連絡でした。

こうしてパーティーは無くなり、中内と小林は冷めた表情になるのでした。

 

場面が変わり、とある会社のオフィス。

定年退職を迎えた権藤司(近藤芳正)が、部下から花束をもらい「今日までお疲れ様でした」と拍手を受けていました。

 

夜、仕事を終え帰路につく権藤。

もらった大きな花束を抱えて歩きながら「俺は明日から一体何をして生きていくんだろう…」と暗い顔をしています。

 

ふと顔を上げると、そこに三ツ星洋酒堂というバーが。

なんとなく眺めていると、店のドアが開き、出てきた雨宮と目が合いました。

 

権藤のなんとも言えない表情を見た雨宮は「よろしかったら中へどうぞ」と優しく声をかけます。

 

入店した権藤に雨宮がまず出したお酒はマッカラン ロック

 

権藤が持っていた素敵な花束をほめると、この花束をもらってくれないか、と権藤は雨宮に頼みました。

飾り方も分からないし、今の自分には必要のないものだから、と。

 

今日で定年退職だったが、花屋の手違いでこんな派手な花束をもらうことになってしまった。

もっと静かに送り出してくれれば…

 

などと権藤がお酒を飲みながら話していると、突然大きなクラッカーがパン!と鳴りました。

中内がバースデーパーティーのためにひそかに用意しておいたクラッカーを、何も知らない小林が鳴らしてしまったのです。

 

「パーティーのためにこんな物を用意していたのか」と、秘かに張り切って準備していた中内を鼻で笑う小林。

中内が気まずくなっていると、そこへ今度は大きな宅急便が届きます。

受け取った雨宮が段ボールを開けると、そこには大量のカラフルな風船。

実は小林がバースデーパーティーのために秘かに手配していたものでした。

 

気まずくなる小林と、笑いをこらえる中内。

そしてなんだかんだ言い合いを始める二人を見た権藤は、自分と妻のやりとりを見ているようだ、と少し笑いました。

 

仕事一筋の権藤と、社交的な妻。

若い頃はケンカもたくさんしたが、正反対の性格だからこそうまくやれたのかもしれないな…。

 

そんな思い出話をし始めた権藤の顔が少し暗くなってきたので、雨宮は食事をすすめます。

 

差し出されたメニューを開いた権藤が見たのは、as you likeの文字だけ。

 

このバーではすべて缶詰料理を使っており出来る限りご要望におこたえします、と説明する雨宮。

そして、「あちらからお好きなものをお選びください」と、たくさんの缶詰が陳列された棚を案内します。

 

棚の前に立つ権藤。

手に取ったのは、製造日が3年前のガトーショコラの缶詰。

「3年前か…」

実は権藤は、3年前に妻を亡くしていました。

その缶詰を見つめながら権藤は、甘いものが大好物だった妻は特にチョコレートケーキには目がなく、お気に入りの店をいくつもメモして食べていた、と話しました。

 

その缶詰を出しましょうか?と言う雨宮に、自分は甘い物が得意ではなくて…と悩む権藤。

雨宮は「では相性のいいお酒と一緒にいかがでしょうか?」と優しく提案しました。

 

小林がおしゃれなレコードをかけ、中内はキレイに盛り付けたガトーショコラのお皿を出しました。

「ほろ苦さを楽しむならそのままで、マスカルポーネと合わせると甘みがまろやかになりますよ」と権藤に優しく説明します。

雨宮はチョコレートに合うようにオレンジキュラスを使ってアレンジしたサイドカーを提供しました。

 

権藤はガトーショコラを一口食べ、少し涙をこらえるような仕草を見せながらサイドカーを飲むと、妻との思い出を話し始めました。

 

甘い物を食べている時、いつも幸せそうな顔をしていた妻。

そんな妻を当時はただ見ているだけだった。

しかし妻の最後の入院のとき、妻の憧れのお店のチョコレートケーキをやっとの思いで購入し入院先に持っていくも、もう一口さえ飲みこみことのできなかった妻。

 

寝ている妻の横で残ったケーキをすべて一人で食べた権藤は、「もっと早くに二人で一緒にケーキを食べていればよかった」とひどく悔やんだ。

 

その日のことは、妻が死んだ日よりも悲しい日だった、と涙をこらえながら振り返り、「あの日から3年間、ケーキは一度も食べていなかった」と話しました。

 

湿っぽい話をして悪かった、と話す権藤に「奥様を愛されていたんですね」と雨宮が言いました。

そうして話すうちに、権藤はある日のことを思い出しました。

 

入院中の妻に、

「私が死んだら、あなたは仕事人間だから仕事だけになって、仕事を辞めたら何もしなくなってしまうんじゃないかと心配してる。

だから約束して。

いろんな場所に行って、いろんな人に会って、楽しいことをたくさんするって。」

と言われ、ちゃんと約束する、と答えた日のことです。

 

そんな大切な瞬間を思い出した権藤は、これからの生き方へのヒントをつかみ明るい気持ちを取り戻しました。

そして「缶詰のガトーショコラか、面白がっただろうな、あいつ」と笑顔で残りのケーキを食べるのでした。

 

こうして元気にバーを出る権藤を、雨宮が急いで追いかけます。

忘れていた花束です。

自分で世話ができるかな…と戸惑う権藤に、バラの花の水切りと水の換え方を書いたメモを渡した雨宮は「奥様に飾ってあげてください^^」と伝えました。

 

「分かった、やってみるよ、楽しいことは自分で見つけないとな!また来るよ」と権藤は元気に帰っていきました。

 

こうしてお客のいなくなったバー。

小林が帰ろうとすると、雨宮が「今日のパーティーで飲むはずだったワイン、三人で飲んじゃいません?」と声をかけます。

 

三人でカウンターに座り、さまざまな料理と一緒に、自分たちが高校生だった2007年製のワインを楽しみます。

「っていっても高校時代、三人で一緒に過ごした思い出なんて一つもないけどな」と言う中内。

 

すると、雨宮が突然思い出します。

「あったよ!三人で一緒にご飯食べたこと!!」

 

 

高校時代のある日。

 

いつも自分でお弁当を作ってくる中内が寝坊して作ってこれなかった日、雨宮はどうしても月曜限定の購買のパンを食べてみたくて、毎週月曜の昼休みにある委員会の会議をサボって逃げてきていました。

 

中内と雨宮の二人が一緒に購買のパンを食べていると、目の前に小林が。

 

いつもモテモテの小林は毎日誰かにお弁当を作ってもらっていましたが、その日は雨宮と中内の目の前で女の子にフラれ、購買のパンを買ってくる羽目に。

 

こうして三人で一緒にお昼を食べたのでした。

 

 

あの時の小林ダサかったな~!と笑う中内と、覚えてない、とふてくされる小林。

雨宮は「あの時楽しかったな~」と満足そうに笑うのでした。

 

そして最後の場面。

看板を裏返し、バーを閉店にした雨宮は一台の黒光りの車に乗り込みます。

 

「お待たせ^^」と後部座席に座る雨宮。

すると運転手が「何やらご機嫌がよろしいですね、お坊ちゃま。」と声をかけます。

 

雨宮が、執事もいるような裕福な家庭のお坊ちゃまであることが少し見えてきたところで、今回は終了です!

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今回は、定年退職後やりたいことが何もない男性が、亡き妻との約束を思い出し、自分で楽しい人生を切り開いていこうと前向きな気持ちになるお話でした。

 

個人的には、火と油の関係の中内と小林が、実は似た者同士で可愛いところがあるのが面白かったです^^

 

なお、今回使われたガトーショコラの缶詰はこちら。

調べてみると、他にもチーズケーキや抹茶ケーキなんかもあるんですね!

一度試してみても面白そうです^^

 

今回は、雨宮がお坊ちゃまである片鱗が見えてきたところで終わったので、次回以降が楽しみですね!

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第4話のまとめ

●2021年3月4日放送分

 

今回は、昼間に雨宮が三ツ星洋酒堂の立て看板を拭いているところから始まりました。

店内では味覚障害の中内が何やら料理をしています。

 

雨宮がほうきで店の外を掃きながら、両隣りのお店の店主である花屋の石黒さんと古本屋の和木さんと話していると、中内が店から出てきました。

「賄い作っておいたから、試作品^^」

と言うと、笑顔で買い出しへ出かけていきました。

 

その頃、小林は自宅で静かにタバコを吸っていました。

すると小林のスマホに着信が…

小林は画面を見つめたまま出ようとはしません。

スマホの画面には「美咲」という文字。

一体誰なのでしょうか。

 

何やらご機嫌な中内は軽い足取りで買い出しへ向かっていましたが、スマホが鳴ります。

高級レストランで働いていた頃、中内をとても慕っていた部下の竹本からの電話でした。

竹本は、レストランを辞める中内を最後まで止めていた後輩です。

中内の表情が一気にくもり、電話に出ることはありませんでした。

 

 

場面が変わり、工事現場。

 

お笑いコンビを解散しピン芸人として活動している原田晃(小久保寿人)が、交通整備のバイトをしていました。

一台の車が来たので待ってもらうよう案内すると、運転していたのは元相方の西寛次(梶裕貴)でした。

 

二人は広場で座って話すことに。

工事現場の作業着である原田に対し、これから映画の記者会見があるという西は立派なスーツ姿です。

西は脚本家として成功しており、そのことを原田も知っていました。

 

「お父さん、大丈夫なの?」と聞く原田に「うん、今は落ち着いてる」と西。

たわいもない話をする二人ですが、なんとなく気まずい空気が流れます。

 

そして時計を見た西は、

「じゃあ、そろそろ行くわ。これ良かったら」

と原田に映画のチケットを渡します。

「ありがとう」と受け取った原田ですが、西がいなくなると、その映画チケットをグシャっと握りつぶし、ポケットに押し込むのでした。

 

夜。

原田は暗い表情で道を歩いています。

寒さのあまりポケットに手を入れると、クシャクシャの映画チケットに気づき、思わず足を止めます。

 

苦虫を噛み潰したような表情になる原田。

 

その時ふと三ツ星洋酒堂が目に入った原田は、吸い込まれるようにバーに入店しました。

 

バーのカウンターにはすでに先客として花屋の石黒さんが座っており、ちょうど中内が「はい、いつもの^^」と缶詰料理を提供しているところでした。

 

料理が缶詰であることに思わず驚く原田。

 

雨宮や石黒さんが、ここは缶詰料理しか出さないお店であることを説明していると、そこへ古本屋の和木さんもバーへやってきました。

 

にぎやかな雰囲気になってきたので、雨宮は原田に、

「二人は20年以上も同じ席で、いつも同じメニューで、いつも隣り同士で座っているんですよ」

と和木さんと石黒さんのことを紹介します。

 

それを聞いた二人は「別に好きで隣りに座ってるんじゃない」などと言い合います。

そんな二人を雨宮が

「二人は本当にいいコンビですね、芸人さんみたい」

と笑いながら例えました。

 

その言葉を聞いた原田は、お笑いコンビ「ニシハラ団」の結成を祝って西と乾杯した時のことを思い出していました。

 

 

当時お金のなかった二人は、久々のビールに感動しつつ、西がバイト先でもらってきた賞味期限切れ直前のつぶ貝の缶詰に大喜びしていました。

そして、

「いつか思い切り、つぶ貝と高級ビールを飲めるようになろうぜ!」

と乾杯するのでした。

 

 

思い出に浸りつつバーにある缶詰の棚を見た原田は、その思い出のつぶ貝の缶詰を見つけ、食べることにしました。

 

すると和木さんが「ところで兄ちゃんは何してる人?」とニコニコと原田に聞きました。

 

以前はコンビだったが一年前に解散して今は売れないピン芸人だ、と原田が答えると、今度は石黒さんが「何ていうコンビだったの?」と質問。

 

「に、ニシハラ団…」

と答える原田が答えると、和木さんが

「知ってる!あの映画の脚本家の西がいた、あのコンビだよね!?」

と言いました。

 

原田はサラっとした表情で笑うと、西とのコンビ時代のことを話し始めました。

 

 

お笑いの大会で予選敗退したニシハラ団。

「せめて準決勝ぐらい行きたかったな~」

と話す西でしたが、この時西が何か悩んでいることに気づいていた原田。

 

西を問いただすと、

「昨日父親がくも膜下出血で倒れた、今後はちゃんと働こうと思ってる」

と言われました。

知り合いのプロデューサーから脚本を書かないかと声をかけられたことで、自分がしたかったことはお笑いだけじゃなく、人を楽しませることだったのかもしれない、と西。

それを聞いた原田は「芸人をやめるってこと?」と西を強く責めるのでした。

 

 

聞いていた雨宮は、

「難しい選択ですね、お二人どっちにとっても…」

と言いました。

 

「むなしくて…俺たちの15年ってなんだったんだろうなって…」

という原田に、石黒さんも自分の離婚経験を思い出して「分かるわぁ。。」と共感していました。

(和木さんが、石黒さんは4回も離婚をしているんだと教えてくれました)

 

そこへ中内が料理を持ってきました。

つぶ貝のバターソテーです。

しょうゆを少し垂らしたことで磯の香りが漂い、美味しそうです。

 

そして飲み物を聞かれた原田は、思い出と重ねてビールを頼みました。

 

そこへ小林が入店。

挨拶もしない小林のことを見つめる石黒さんと和木さん。

熱い視線に気づいた小林が「…何?」と言うと、和木さんは、

「あんな小さかった直樹くんがこんなに渋くていい男になるなんてな~!いつもそこで本読んでたよな、昔から」

と感慨深そうに言い、石黒さんも、そうそう、と頷きます。

 

そして雨宮が原田にビールを提供すると、石黒さんが突然立ち上がり、

「出会いの記念に!いいからいいから!」

と原田や小林も巻き込み、無理やりみんなで乾杯するのでした。

 

その最中カウンターの内側では、味覚障害のはずの中内が料理の味見をしていました。

そんな中内を見た雨宮と小林は、それぞれ何か思うところがあるようでした。

 

一方、原田はつぶ貝とビールを飲み「おいしいです^^」と言うと少し話し始めました。

 

「相方が好きだった組み合わせなんです、ビールは何にでも合うけど、つぶ貝にはビールが一番だって…ビールを失ったつぶ貝はどうしたらいいんでしょうね」と自分をつぶ貝に例えます。

 

すると横から小林が「一人で生きていくしかねぇだろ」と口を挟みます。

「ビールとつぶ貝だってそれぞれ独立した個性があってこそだ、人は本来一人なんだよ」と。

 

原田は残ったビールを飲むと、小林に言葉を返しました。

 

「あなたに何が分かるんですか。俺はあいつといたから、がむしゃらにやれた。つぶ貝でいられた。世界でたった一人の相方だったんですよ。売れなくても、俺はあいつと一緒にお笑いをやれればそれで良かった」と。

 

すると小林は「だから売れないんだよ」と言い放ちました。

 

「やってるだけで満たされるんじゃ客いらねぇだろ。何やるにも同じなんだよ、お笑いも花屋も古本屋も、物書きも…」

 

そういうと、小林は奥の席へ行ってしまいました。

 

そこへ中内が原田にもう一品料理を提供しました。

つぶ貝の残り汁とオリーブオイルを使ったリゾットです。

 

「缶詰の残り汁には栄養があるし、味わいも十分。うまく使えばメインディッシュに早変わり」

と中内は原田に言いました。

 

「つぶ貝の可能性…」と少し嬉しそうにつぶやく原田。

 

雨宮が、

「第二の人生ですね!ビールとともに第一の人生を全うして、あとに残されたのは栄養たっぷりのエキス^^」

と言うと、中内も、

「それをただの残り汁と見るか、新たな可能性を見て生かす方法を考えるか」

と続けました。

 

料理に励まされた原田はリゾットを食べると、

「おいしい…こんなうまいの久しぶりに食べました」

と涙ぐみました。

 

そしてコンビを解散する時、西に

「俺はずっとお前のファンだった、ニシハラ団はお前そのものだったんだ。だから俺のことは気にせずこれからも自由にお笑いをやってくれ!」

と言われたことを思い出した原田は、また美味しそうにリゾットを食べるのでした。

 

雨宮は原田に、古き友、という意味のオールド・パルというお酒を提供しました。

 

一口飲んだ原田が

「美味しい。ちょっと甘くて、ちょっと苦い…古き友」

とつぶやくと、

「カクテル言葉は“思いをかなえて”です^^」

と雨宮は付け足しました。

 

何か吹っ切れた表情をした原田。

とても清々しい顔をしています。

 

「夢があるっていいですね、うらやましいです」

雨宮が言うと、原田が

「来週ライブがあるんです、いいネタ作れそうです!」

と笑顔になり、バー全体が温かい雰囲気に包まれました。

 

前向きな気持ちを取り戻し、バーを出た原田。

再びポケットに入っていた映画チケットを取り出すと、今度は笑顔で帰っていくのでした。

 

 

こうしてバーは閉店。

自転車で帰る中内を、道の途中で部下だった竹本が待っていました。

 

「今キッチンに立っているんですよね?味覚戻っているんじゃないですか?」

そういって店に戻ってきてほしいと懇願する竹本。

 

中内が断りますが、

「…先輩はこれからどうするんですか?ずっとあのバーにいるつもりですか?」

と聞かれ、中内は難しい表情をしていました。

 

 

一方、閉店したバーでは中内が作った賄いのキッシュを雨宮と小林が試食していました。

その出来上がりの美味しさと、そのキッシュが缶詰を使った料理ではないことから、二人は中内の味覚障害が治りつつあることを確信します。

 

「中内くん、いなくなっちゃうのかなぁ…」

とちょっと残念そうな雨宮に対し、

「俺たちだってずっとここを続けるわけじゃない」

と小林は言いました。

そう、このバーは缶詰がなくなれば終わるお店。

それは雨宮も分かっていることでした。

 

そして、

「そろそろ戻ったほうがいいんじゃないのか?中内も俺もいずれ次に行かなくちゃならない。いつか終わる。」

と小林は雨宮に言うのでした。

 

 

場面が変わり、雨宮は缶詰が少なくなってきた棚を見つめると何か思いつめた表情になり、そのまま執事が待つ車に乗り込みました。

そして、

「お前はなんのために生きているんだ!お前は本当は何がしたいんだ?」

と、ある男性に強く言われているシーンを思い出した雨宮は、

 

戻れる場所なんてない

 

と思うのでした。

 

 

一方、小林は自宅で机に向かって考えています。

「俺が書きたいもの…」

思いつめた表情で小林が手にしたのは、小林と女性、そして小さな女の子が笑顔で一緒に写った写真。

小林は大ヒットしたデビュー作の本も手にとると、

 

俺はまだ、過去の自分に向き合えない…

 

と突っ伏すのでした。

========================

 

今回は、売れないピン芸人が元相方をとの思い出を振り返りながら、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していくお話でした。

 

また、中内の味覚障害が少しずつ治ってきているということや、実は娘がいる?かもしれない小林、そしてどこか戻るべき場所があるような雨宮…

それぞれの実情が少しずつ解禁されてきました。

あと残り2話で、どんな展開になるのかドキドキですね!

次回も楽しみです^^

 

 

今回登場した缶詰はこちらのつぶ貝でしたね。

 

 

 

 

 

そのまま食べても美味しいこの缶詰ですが、中内はこのつぶ貝に少し醤油を垂らしたバターソテーを作っていましたね。

さらに残りの汁も使ってリゾットまで…ん~食べたい!笑

いつかこの三ツ星洋酒堂に行きたいものですね。

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第5話のまとめ

●2021年3月11日放送分

 

すっかり缶詰の数が減ったバーにある棚の前で、雨宮は考えていました。

「この缶詰がすべてなくなったら僕は…」

先代のオーナーである小林の祖父が亡くなった時に小林に言ったことを思い出す雨宮。

 

「二人でこの店続けませんか?人生を一休みするんです、この缶詰が尽きるまで…」

 

缶詰がなくなった時、このバーは一体どうなるのでしょうか…

 

 

場面が変わり、バー隣りにある花屋さん。

店主の石黒さんが一人の男性を接客しています。

 

この男性は売れないミュージシャンの神田幸平(前原滉)

今夜、恋人の崎本里奈(堀田茜)にプロポーズをするため、花束を買いに来ていました。

 

そして神田が花屋の次に訪れたのは三ツ星洋酒堂。

雨宮に一つの缶詰を渡すと「よろしくお願いします^^」と頭を下げます。

雨宮も缶詰を受け取ると「承りました、では今夜^^」と笑顔で返しました。

 

神田がバーを出ていく時、ちょうどバーの入り口で小林と会いました。

雨宮は神田に、「この店のオーナーです^^」と小林を紹介。

さらに小林に、「今夜ご予約のお客様ですよ^^」と神田を紹介。

神田は丁寧に頭を下げるとバーを出ていきました。

 

「バーにわざわざ予約しに来たのか?」と怪訝な表情の小林。

雨宮は、神田が今夜プロポーズしたいからこの店に協力して欲しいと来たことを説明。

 

すると小林は「バーは静かに飲むところだ、断れ。」と言いました。

戸惑う雨宮。

 

すると奥の厨房から出てきた中内が小林に、そんな繁盛してるわけでもないんだし良いだろ、と言ったうえで「それとも、ほかに嫌な理由があるのか?」と聞きました。

小林はにらみつけるような表情をしたまま、何も言いませんでした。

 

 

そして夜。

三ツ星洋酒堂では、神田と崎本がディナーを楽しんでいました。

 

「カキや和牛の缶詰なんて初めてだったけど、美味しいんだね^^連れてきてくれてありがとう」と神田に感謝の気持ちを伝える崎本。

二人はニコニコと幸せそうです。

 

そこへ雨宮と中内がデザートのお皿を運んできました。

 

崎本の前に出されたお皿には缶詰がのっているだけ。

昼間、神田が雨宮に渡しておいた缶詰です。

 

少し戸惑いながらも缶詰を開け、中に入っていた指輪に驚く崎本。

神田は「俺と結婚してください!」と花束とともにプロポーズしました。

 

しかし崎本が出した答えは「ごめんなさい」。

崎本は「今日、別れようと思って来たの」と続けました。

 

暗い顔で理由を聞く神田に、「私、子どもがいます。バツイチなの。隠しててごめんなさい」と答える崎本。

 

さらに、

「別れるのは子供のこともあるけど、私と付き合ってからの幸平は無理している。幸平を失うのが怖くて言えなかった、ごめんなさい。今までありがとう。」

そう言うと、引き留める神田を振り切ってバーを出ていってしまいました。

 

 

神田は受け取ってもらえなかった花束をカウンターに置き、お酒を飲みながら雨宮たちに話し始めました。

 

売れる曲が作れなくて、最近は崎本と一緒にいる時もずっとイライラしていた、と。

 

「才能がなきゃやっていけない、楽しいだけじゃやっていけない。

崎本がどんなに自分の音楽を好きと言ってくれても、万人に響かないと続けられない。

好きな人も幸せにできない。

もうどうしたらいいか分からない…」

 

そう話し落ち込む神田に小林は、別れて正解だな、と言い放ちました。

 

「あなたに何が分かるんですか!」と激怒した神田は、指輪の缶詰と花束を置いたまま、バーを出ていってしまいました。

 

小林は夜の街を歩きながら思い出していました。

新しい小説を編集部へもっていくも、「残念ですが、これじゃ売れないと思います」と言われてしまった時のことを…

 

 

そして別の日。

 

バーでは雨宮が、神田が置いて行った指輪を「取りに来ないね…」と心配していました。

小林は「ほっとけ」と言うと、雨宮にラム酒を注文し、缶詰の棚から持ってきた羊羹の缶詰を切るように中内に頼みます。

 

そこへバーに一人の客が来店。

スーツ姿の神田でした。

 

「こんばんは…いいですか?」

と聞く神田に笑顔で席を案内する雨宮。

 

神田がカウンターに座ると、雨宮は「as you like」とだけ書かれたメニュー表を渡しました。

 

神田は「じゃあ…気合の入るお酒を。」と注文。

 

雨宮がお酒を準備している間、神田はカウンターの端に座る小林に声をかけました。

 

「先日はどうも…あれからたくさん考えました」

 

そう話す神田に小林は「そのスーツが答えか?」と聞くと「はい」と答えた神田。

雨宮は「よくお似合いですよ」と優しく話しかけます。

 

神田は「たくさん考えて決めました。それを今日、伝えます!」と雨宮たちに言いました。

 

神田の思いを察し、そっとうなずいた雨宮が神田に提供したお酒は日本酒

ジンとレモンを入れてすっきりとした味わいに仕上げたと説明したうえで、

「日本酒はお酒のなかでも一番リラックス効果があるんですよ^^」

と緊張している神田を励ましました。

 

そこへ、崎本がバーにやってきました。

 

「来てくれてありがとう」と言う神田に、難しい表情をしながらもうなずいた崎本は、どうしてスーツなのか神田に聞きました。

 

神田が、音楽はやめて就職したことを伝えると、崎本は「幸平に音楽を続けてほしくて別れたんだよ」と言いました。

 

神田は崎本に、

「一人になってがむしゃらに音楽を作ろうとしたけど全然楽しくなくて、むなしくて。

周りの評価を気にするようになってから音楽を作るのが怖くなってたことに気づいたんだ。」

と、言いました。

 

雨宮、中内、小林は静かに見守ります。

 

神田の音楽が好きなのに、と言う崎本に対し、

「ありがとう、でも音楽は諦める。今後は里奈(崎本)と一緒に家庭を築いていきたい」

と神田は気持ちを伝えました。

 

すると崎本は、

「逃げてるよ、私を理由に夢をあきらめないで!」

と言いました。

 

神田は、少し辛そうな表情になりながらも、

「俺には…才能がない。俺は里奈を大切にしたい。それが今の俺の夢」

とうったえます。

 

しかし崎本は「あとで絶対に後悔する」と頑なにプロポーズを受けません。

 

 

そんな二人を見て、小林はあの日のことを思い出していました。

 

小林の自宅のソファで、小林のデビュー作の小説を読む女性、美咲。

そばでは3歳ぐらいの娘、柚月が遊んでいます。

 

「それ読むの何回目?」

と小林は美咲に聞きます。

 

美咲は「さぁ…毎回発見があるから、毎回初めて^^」と答えました。

なんだよそれ、と笑う小林に「好きなんだ、直樹の文章」と美咲は笑って言いました。

 

そしてある日。

“あなたは自由に夢を追いかけて”

というメモをの残して、美咲はいなくなったのでした。

 

 

そんな辛い日のことを思い出した小林は、突然立ち上がるとバーのカウンターの内側へ。

驚く雨宮と中内を無視し、自分が飲んでいたボトルのラム酒を二つのグラスに注ぐと、神田と崎本に差し出すと言いました。

 

「俺のじいさんが好きだったラム。今日はじいさんの一周忌だから、居合わせたのも何かの縁だし、飲め」

 

戸惑いながらもラムを飲む神田と崎本。

 

小林は、

「“ロンサカパ”、年代もののラムだよ。

何十年も熟成されてこの味になる。

いいものが出来るには時間がかかる。

酒も、人生も…

じいさんがよく俺に言っていた言葉。

“いつか何かにつながる。

だが時間はかかる。

だから焦るな。

何ひとつ無駄なことなんてない。

大切だと思ったら、恐れず全部抱えていけばいい”」

 

そう二人に言うと、今度は崎本の方を向き、

「嫌じゃなければ、一緒に待つのを楽しんだらどうかな」

と言うと、カウンターの席に戻っていきました。

 

無言の神田と崎本。

 

そこへ雨宮が、神田に

「お客様、前回のお忘れ物です^^」

と、ずっと預かっていた指輪の缶詰を出しました。

 

じっと指輪を見つめる神田。

 

そして、

「ごめん里奈、俺本当は音楽やめたくない。やっぱり音楽が心の底から好き」

と言いました。

そして続けて、

「でもね、里奈のことも心から好き。俺は里奈のいる人生で音楽を作りたい」

 

そう言うと、もう一つ缶詰を出しました。

 

里奈が開けると、中に入っていたのはおもちゃのミニカー。

神田は、

「一緒に生きていきたい、君も、君の大切な子供も。絶対幸せにする」

ともう一度プロポーズしました。

 

すると泣きながらプロポーズを受けてくれた崎本。

神田は指輪をはめてあげました。

二人のプロポーズが成功し、小林はそっと笑顔になるのでした。

 

そして中内が、神田と崎本にデザートを持ってきました。

缶詰の羊羹を切って素敵に仕上げた一皿です。

 

「先代のマスターが好きだったんです。

羊羹って縁起物なんですよ、簡単には崩れない、壊れない。

今のお二人にピッタリかなと思いまして^^」

と雨宮が言いました。

 

笑顔になる神田と崎本。

 

そして崎本は、神田がくれたミニカーを見つめながら言いました。

「あのね、子どもね、女の子なの^^」

 

その言葉に、みんなで笑い合うのでした。

 

 

こうして幸せな空間となったバーの店内。

 

奥のテーブルに座って飲んでいる小林のもとに雨宮が来て言いました。

「さっきの言葉、懐かしいね^^」

 

何が?ととぼける小林に、

「おじいさんが似たようなこと言ってた、小林君が書けなくて悩んでた時に…」

と言うと、小林は祖父が生きていた頃に言われた事を思い出しました。

 

 

全く小説が書けなくなってしまった小林がバーのカウンターに座っていると、当時バーのマスターだった祖父が缶詰を手に取り言いました。

 

「缶詰はな、食材を中に入れて密閉された状態で調理してある。

だから年月が経つと熟成されて味がさらさらに深みを増す。

お酒もそうだが、芸術ってのは時代が変われば評価も変わってくる。

あんまり気張りすぎずに好きなもんを書けばいい。

 

あとな、恋愛も同じ。

年月をかければきっとおいしくなる。

だから俺は女を口説き続ける。」

 

そう話す祖父の言葉に笑う小林。

当時、そのやりとりを雨宮もカウンターの横で聞いていたのでした。

 

 

素敵なおじいさんだったね、と振り返る二人。

そして雨宮は言いました。

「小林くんが賞をとったあのデビュー作、あれ高校時代の話でしょ?なんで書いたの?」

 

小林は言いました。

「なくなるのが怖い気がして。

すべて消えてなくなる前に、言葉で焼き付けなくちゃならない気がして…

楽しかったんだなぁ、よっぽど」

 

雨宮は続けて聞きます。

「今は?楽しい?」

 

小林は座り直して答えました。

「雨宮、この店は缶詰がなくなるまでだ、それは変わらない。」

 

そう言われ雨宮は「…分かってますよ^^」と笑うのでした。

 

そして小林は残ったお酒を飲み干すと、じゃあ帰るわ、と言いました。

バーを出る直前、神田と崎本が楽しい雰囲気で話している様子を見て、少し笑顔になった小林。

 

帰り道、歩きながらポケットからスマホを取り出すと、美咲に電話をかけました。

「…もしもし、久しぶり。あ、俺は生きてるよ。柚月は元気?そっか」

と話し始めた小林。

 

「いろいろ、すまなかったな。

まだ書けてないけど…もうそろそろ書けると思う」

どこか吹っ切れた様子の小林は、そう話すのでした。

 

 

一方、バーでは雨宮が残り少なくなった缶詰の棚の前に立って何かを思い出し考えています。

その顔は固く暗い表情でした。

 

==========================

ということで今回は、売れないミュージシャンが夢も恋人も諦めずに頑張ることを決意するお話でした。

 

これまでほとんど怒ることしかなかった小林が、今回は神田と崎本の仲をとりもつまでのことをしてくれましたね!

 

さらに小説が書けずずっとブランクだった小林ですが、どうやら何か希望の光が見え始めました。

これまで連絡を絶っていた、奥様の美咲さんに自分から連絡をしていたので、次回最終話で色々と良い方向に進みそうですね。

 

中内も味覚障害を克服しかけているので、前向きに進めそうです。

 

そうなると気になるのは、雨宮。

缶詰がなくなったあと、雨宮がどうするのかが見えてきません。

最終回で、どうなるか楽しみです!!

 

ちなみに今回の放送では、羊羹の缶詰が出ていましたね。

「月英堂 缶詰 羊羹」というパッケージでしたが、該当商品は見つかりませんでした(泣)

 

でもこれから購入するなら、羊羹はこのタイプが良さそうですね^^

 

さぁ、いよいよ次回最終回です!

終わるのは寂しいですが、雨宮、中内、小林の三人ともに楽しい未来が待っていてくれますように^^

 

ドキドキしながら一週間待ちましょう!

ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」第6話のまとめ

●2021年3月18日放送分

 

雨宮は缶詰が少なくなったバーの缶詰棚の前で、昔のことを思い出していました。

 

 

小林の祖父である三ツ星洋酒堂の先代オーナーのお葬式があったこの日。

ビジネススーツの雨宮が急いでバーへ駆けつけると、小林が一人で大量の缶詰を食べていました。

 

「弔いだよ」という小林の言葉に、雨宮も小林の横に座り缶詰を食べ始めました。

 

そして雨宮は小林に、二人でこの店、続けませんか?と言いました。

しかし小林は「俺はこれを食べ切って死ぬ。書けない俺に生きる価値はない」と、誘いを断ります。

 

雨宮は言いました。

「じゃあこうしましょう。この缶詰がつきるまで、人生を一休みするんです。きっとそういう時間も必要なんだよ。」

と…

 

 

 

そんな日のことを思い出していると、雨宮のスマホに小林から「しばらく書く。店には行かない」とLINEが届くのでした。

 

 

こうしてバーの缶詰は日に日に減っていき、ついに残りは1つに。

 

雨宮が最後の缶詰を見つめていると、中内が、ちょっと出ていいか?と声をかけます。

知り合いのシェフに、新しい店を一緒にやらないか、と声をかけられたんだそう。

 

「だってもうこの店、終わるだろ?」と言う中内に、「頑張ってください、うまくいくといいですね」と雨宮は返すのでした。

 

(みんな少しずつ前に進む…)

 

雨宮は最後の缶詰を前に、何を思っているのでしょうか。

 

 

そして、ついに最後のお客様がバーに入ってきました。

彼女は、海外でデザイナーとして活躍する才川尚美(中山美穂)でした。

 

才川はズカズカと店に入ってくると、口頭一番に「マスターは!?」と雨宮に詰め寄りました。

 

「僕です。雇われですが…」と雨宮が答えると、ガッカリする才川。

才川は、先代のマスターに会いにロンドンからわざわざ来たのでした。

 

 

雨宮は才川に「ピンク・レディ」というカクテルを提供しました。

カクテル言葉は「いつも美しく」。

 

才川はそのカクテルを飲んで「まぁまぁね。」とだけ言うと、先代のマスターに文句を言いに来たんだ、と話し始めました。

 

“昔このバーによく来ていた。

先代のマスターに、夢を追え、と言われ結婚もしないで仕事ひと筋に生きてきた。

デザイナーとして、どんな理不尽な目に遭ってもとにかく笑って耐えてきた。

おかげで念願のロンドンへ行き、大成功。

 

でも、先週亡くなった母親を看取ることができなかった。

仕事のせいで間に合わなかった。

大切な人にお別れも言えないなんて…

 

母親はいつも、あなたの好きなように生きなさい、と言ってくれた。

女手一つで私を育ててくれた。

亡くなった母を見て、この人は本当にやりたいことは何だったんだろうと思って…”

 

 

そこまで話すと、才川は雨宮に聞きました。

「ねぇ、あなたはやりたいこと、やれてる?あなたの夢は何?」

突然そう聞かれ、雨宮は…

 

 

 

バーテンダーとして働くより以前、雨宮はスーツ姿で実兄とビジネスの話をしながら歩いていました。

いろいろと経営戦略について考えを話す兄に

「お前はどう思う?」

と聞かれた雨宮は

「僕は兄さんがよければそれで^^」

といつも通り答えました。

 

すると兄は

「またか…俺はお前の意見を聞いたことがない!」

と怒りながら車へ乗り込みます。

 

「…すみません。」

と謝る雨宮に、兄は「(車を)降りろ」と言いました。

 

「お前はなんのために生きている。今のお前はただ俺の夢にのっかっているだけだ。お前には自分がないのか。むなしくないのか。お前は本当は何がしたいんだ!?」

 

自分を全否定された雨宮は雨の中、車を降りてトボトボ歩いていました。

 

そしてしばらく歩いていると、一軒のバーを見つけました。

三ツ星洋酒堂です。

ビショビショに濡れた雨宮は、吸い込まれるようにバーへ入ります。

そこにいたのは、先代のマスターでした。

 

びしょ濡れの雨宮を優しく受け入れてくれたマスターに謝る雨宮。

「何かお飲みになりますか?温かいお食事でも^^」

とマスターに聞かれた雨宮はこれまでのことを思い出し、

「…僕は何が欲しいんでしょう。。。ちょっと分からなくて…」

と涙を流すのでした。

 

 

 

そのことを思い出した雨宮は、夢について質問した才川に答えました。

「夢は…まだ探しているところです。」

 

すると才川は突然

「マイペースに堂々と行け!」

と大声で言いました。

マスターが散々言っていた言葉だ、と。

 

そこへ中内が帰ってきました。

何か作りましょうか?と聞くと、才川は最後に残った鯖缶を見て、

「鯖缶でサンドイッチを作ってほしいの。ソースはオーロラソースで。母親に父親がよく作っていたレシピなの、父親の唯一の思い出…」

と言いながらリクエストしました。

 

さっそく中内は、奥の厨房でオーロラソースを作って味見をしています。

味覚障害もすっかり治ったようです。

 

そして、執筆に専念するはずの小林が「気分転換だ」とバーにやってきました。

 

雨宮が才川に、小林について紹介しました。

「彼は小説家なんです。と同時に今のオーナーです」

 

すると才川は小林に話しかけました。

「もしかして直樹くん?いつもここに座って本を読んでた…覚えてない?」

 

すると小林は才川をじーっと見つめ、

「あ~!泣いたり笑ったり忙しかった女か!」と思い出しました。

 

才川はマスターの当時の話を始めました。

 

この辺りは芸術家の卵が多いから、

マスターは「金の代わりに何かしたら飲ませてやる」って。

だから色んな人が来てたの。

楽しかったな、あの頃は。

 

私の父親も絵描きで全然売れなくて、いつもここで飲んでたって。

そして母と出会った。

だからここは私にとって父を感じられる場所でもあるの。

父の絵は、さすがにもう無いだろうなぁ…

 

 

すると才川の言葉を聞いていた小林が「…ある。」と言いました。

先代のマスターに教えてもらったことがある、と。

 

そして壁にかかっていた一つの絵を指さしました。

 

近くで見たい、という才川のために雨宮が壁から絵を外すと、一枚の写真が出てきました。

 

それはお腹の大きな才川の母親が映った写真でした。

日付は、才川が生まれる一ヶ月前。

つまりお腹にいるのは才川ということになります。

 

才川が感慨深そうに写真を見つめていると、雨宮があることに気づきます。

「この絵、逆なんじゃないですか?」

ひっくり返してみると、その母親が映った写真を絵にしていたことが分かりました。

 

みんなで改めて絵を見ていると、額縁の裏側にフランス語で何か書いてあります。

すると小林が流暢にフランス語を読み、みんなを驚かせました。

 

意味は“気づかぬうちに誰かは誰かの夢である”。

 

それを聞いた才川は、母親の“あなたの好きに生きなさい”を思い出し、やっと心を落ち着かせ、嬉しく思うことができるのでした。

 

 

そして中内が「お待たせしました」と鯖缶で作ったサンドイッチを提供しました。

「おいしい」と喜ぶ才川は、相変わらずいいお店だと褒めました。

気取らなくていいし、スタッフは素敵だし^^

と言うと、中内も小林も、そして雨宮も思わず微笑むのでした。

 

 

雨宮は「シャルトリューズ」というリキュールをベースにしたオリジナルカクテルを才川に提供しました。

「美味しい^^」と言う才川は、カクテル言葉を雨宮に尋ねます。

 

雨宮はまっすぐ前を見て、「今を生きる。」と答えました。

才川は「合格!」と言い、雨宮と笑いあうのでした。

 

 

こうして缶詰もなくなり、閉店となった三ツ星洋酒堂。

雨宮、中内、小林の三人でカウンターに座ってお酒を飲みます。

 

「こうやって飲むのも最後だろうなぁ」と話し始めた中内は、

 

「缶詰って面白いよな。

雨宮が言ってたこと、よく考えながら作ってた。

缶詰は小さな鍋。

蓋を閉めて中で煮込まれた食材は開かれるまで何年も時を待つ。

…自分もそうだなって。

だから、できる限りいい味になって焦らず開くときを待とうって。」

 

と話しました。

それを聞いた雨宮は「良かった^^」と笑いました。

 

そして小林も小説について聞かれると「書きたいものが見つかった」と打ち明けました。

それを聞いて喜ぶ雨宮と中内。

 

そして最後に、これからどうするのか聞かれた雨宮は、「僕はまだ…」と答えました。

 

すると小林が言いました。

「傷を隠すな。その傷が今のお前を作ってる。失敗しても隠すことはなく傷つくことを恐れず堂々と進め。」

先代のマスターが昔、バーでいろいろなお客に言っていた言葉です。

 

それを聞いて何か納得した雨宮。

 

中内が記念撮影しようと言い、嫌がる小林と雨宮と中内の三人で写真を撮るのでした。

 

 

そしてバーを閉め、三人は店の外で別れの挨拶をします。

「じゃあ」

「元気でな」

そう言って右と左にそれぞれ帰っていく中内と小林。

 

すると突然、雨宮が「…あの!」と大きな声を出しました。

 

「…この店続けませんか、続けたいんです!中内君と小林君と一緒に…」

 

二人の顔を交互に見ながら話す雨宮は、三人でやりたいんです!と強く訴えました。

 

すると、中内は笑顔で「雨宮が続けるなら俺も続ける」と言いながら戻ってきました。

驚く雨宮に「俺もこの店好きだから」と言い、そして小林の方を見つめます。

 

ちょっと笑顔の小林も、

「まぁ執筆の合間に自由に飲める場所が必要だな!」

そう言いながら戻ってきました。

 

まだ信じられない雨宮に、中内と小林は笑いながら言います。

「もっと早く言えよ~!」

「もうお前あってのこの店なんだぞ」

 

 

雨宮は涙をためながら二人の肩を無理やり抱き寄せ、「良い店にしていきましょう!シェフ!オーナー!これからもよろしく!!」と笑顔で言うのでした。

こうして、これからも三ツ星洋酒堂は営業を続けるのでした。

 

 

この世界は厳しくて、自分より不幸な人はたくさんいる。

それでも自分を不幸だと思ってしまう夜はある。

そんな時に優しく温めてくれる余白みたいなスペース。

ここがそうあり続けられるといい。

 

 

雨宮はそう思いながら今日もバーを立つのでした。

 

そして最後のシーンに映ったのは、小林が執筆している小説の原稿。

タイトルは『西荻窪三ツ星洋酒堂』でした^^

 

 

 

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最終回、ハッピーエンドで良かったですね!

これからも三人で三ツ星洋酒堂を続けてくれるなんて、視聴者にとって一番嬉しいエンディングだったのではないでしょうか^^

 

すでにファンからは続編を期待する声も上がっています。

私自身、雨宮の実家とのつながりや小林の家庭生活などなど、まだまだ伝えきれていない場面も多いのではないか、と感じています。

いつか続編もやってくれることを強く願っています^^

 

 

ちなみに最終回は“鯖缶”がターゲットでしたが、同じパッケージの商品は残念ながら見つけられませんでした><

鯖缶で作るサンドイッチ、マヨネーズとケチャップのオーロラソースで作っていましたが、ぜひ食べてみたいですね。

どんな鯖缶でもいけるんじゃないかと思うので、ぜひマネしてみたいと思います!

 

ではでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました^^

 

 

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ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」見逃し配信は?

こちらの記事で見逃し配信についてご紹介していますので、良かったらチェックしてみてください^^

西荻窪三ツ星洋酒堂の放送地域は?曜日や時間も放送局ごとにご紹介!
町田啓太さんが主演する連続ドラマ「西荻窪三ツ星洋酒堂」(にしおぎくぼみつぼしようしゅどう)が、2021年2月11日(木)からスタートします。 いま注目されている俳優・町田啓太さんが出演するということでかなり話題になっていますが...

 

またどうやら、ドラマ「西荻窪 三ツ星洋酒堂」公式ヴィジュアルBOOK(AKITA DXシリーズ)が4月13日に発売するようですね!

現在予約を受付中のようなので、ぜひチェックしてみてくださいね^^

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